歯の矯正中におすすめの食事はなに?

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歯の矯正中におすすめの食事はなに?

矯正中に多いトラブルのひとつが、歯の痛みによって食事が困難になることです。食事が取れないと、健康面への影響も心配です。痛みの負担が軽くなるよう、食事の内容を工夫して対処しなくてはなりません。
本記事では、歯の矯正による痛みの原因について解説します。また、歯の矯正中におすすめの食事を紹介します。

矯正中に食事で歯の痛みを感じる原因は2つ

食事中の負担を軽くするためには、矯正中の痛みの原因を押さえておくことが大切です。
歯の矯正中に感じる歯の痛みは、主に以下2つの原因によって引き起こされます。

1. 歯の動きによる痛み

動かしたい方向に矯正器具で歯に力をかけることにより、歯根付近の骨に吸収・再生が生じます。
矯正治療では、この骨の吸収・再生を利用して歯を動かすのですが、このときの歯の動きによって痛みが出るのです。
痛みは多くの場合、矯正器具の装着初期に出ます。また、食事中に噛む刺激を受けて痛みは増してしまいます。
一般的には、1週間ほどで痛みが引くといわれています。その間は食材の調理方法を工夫して、痛みを軽減させましょう。

2. 口内炎による痛み

矯正器具が口腔内にあたって傷つけてしまい、口内炎になりやすくなることがあります。食べ物が炎症部分に触れるたびに、痛みを感じるのです。
口内炎を繰り返す場合は、矯正器具が合っていない可能性もあります。歯科医師に相談して、調節してもらいましょう。
また、口内炎の改善にはビタミンB2・B6が効果的です。口内炎が気になるときは、ビタミンB2・B6を含む食材を積極的に摂取しましょう。

矯正中の痛みを和らげるおすすめの食事3選

噛むときの痛みや口内炎の痛みを和らげる、おすすめの食事3選を紹介します。

1. 食材を柔らかく調理した食事

硬いものを噛むときの刺激によって、矯正中の歯に痛みが生じます。この刺激を和らげるには、煮込んだり、蒸したりして食材を柔らかく調理した食事がおすすめです。
おすすめの食事の一例を紹介します。

和食 茶碗蒸し、雑炊、肉じゃが、カレイの煮つけ
洋食 バーニャカウダ、リゾット、フレンチトースト
中華 麻婆豆腐、豚の角煮、しゅうまい

最近では、噛む力が弱い人向けの食事も市販されています。こうした市販のレトルト食品を利用するのもよいでしょう。

2. 噛まずに飲み込みやすい食事

噛むときに痛みを感じ、食事が進まないようであれば、舌ですりつぶせるものや、液状の飲み込める食事で様子をみましょう。

食事例 スープ、おかゆ、南瓜の煮物、ヨーグルト、野菜ジュース

基本的には「舌でつぶせる柔らかさ」を目安に、調理方法を工夫してください。また、市販されているゼリー状の栄養ドリンクを併用してもよいでしょう。

3. ビタミンB2・B6を含む食材を使った食事

歯の矯正によって起こる口内炎の予防や回復に、ビタミンB2・B6が効き目があります。
ビタミンB2を多く含む食材は、豚レバーやうなぎ、牛乳、納豆、ほうれん草などがあります。
ビタミンB6では、鮭・鶏肉・マグロ・バナナなどが挙げらます。これらの食材を使用した、食事の一例を紹介します。

食事例 うなぎの蒲焼、納豆オムレツ、マグロのたたき、鮭のちゃんちゃん焼き、バナナスムージー

また、食事で不足する分は、市販のビタミンB2・B6のサプリで補ってもよいでしょう。

矯正中に歯の痛みを悪化させる4つのNGな食材

つぎに、痛みを悪化させる食材や矯正中は避けた方がよい食材について紹介します。

1. 硬い食材

おせんべいや、リンゴ、ナッツ類のような硬い食材は、噛む際に生じる痛みを悪化させるだけでなく、矯正器具を破損させる恐れがあります。どうしても食べたい場合は、細かく砕く、切るなどして、食べ方を工夫しましょう。

2. 粘度の高い食材

ガムや餅など粘度の高い食材は矯正器具に付着しやすいため、矯正中はできれば避けたい食材です。
歯磨きの際も、きれいに除去するのは難しいでしょう。付着物を除去しようとして、矯正器具を外してしまう可能性もあります。

3. 細長い食材・繊維質な食材

矯正器具と歯の間にある隙間は、細長い食材や繊維質な食材が挟まりやすいです。
こうした食材が矯正器具の隙間に残ったままだと、虫歯の原因となるため、気をつけましょう。
繊維質の多い食材には、レタスやお刺身などがあります。細長い食材には、春雨や蕎麦などが挙げられます。

4. 糖分の多い食材

矯正中は虫歯になりやすいため、チョコレートやアイスクリームなど糖分の多い食材は、なるべく控えるべきです。糖分が多い食材をとったときは、虫歯にならないよう、念入りに歯磨きしましょう。

矯正中は痛みのタイプに合わせて食事を工夫しましょう

矯正中の歯の痛みには大きく分けて2タイプあります。それぞれの痛みに合った調理法や食材を選べば、矯正中の痛みを和らげることができます。
矯正中に痛みがあるときは、原因を見極めることが大切です。そのうえで、食材や調理方法を工夫して、矯正中の負担を軽減しましょう。