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骨が薄い・固い人はインプラント治療ができないのか

インプラント治療は、誰もが必ずできるというものではありません。
糖尿病、高血圧、心臓病を患っている方、お子様や妊娠中の方、口腔内のトラブルについて診察した上でインプラント治療が適さないと判断される方もいるのです。
また、骨が薄かったり固かったりする場合にも、インプラント治療に対して心配されることもあります。

 

■インプラント治療が可能かどうか

結論から申し上げると、骨が薄い人、固い人でもインプラント治療できる場合があります。
そもそもインプラント治療をするためには、歯茎の内側にある歯槽骨に穴を開け、人口の歯根を埋め込む手術が必要です。
この歯槽骨が薄かったり固かったりする場合、インプラントを埋め込めなかったり、抜け落ちや折れの原因となったりする場合があります。
そのため今までは骨の幅や高さ、厚み、硬度に問題がある場合、インプラント治療ができないとされていましたが、近年さまざまな手法が生み出されたことによって、これまで治療が難しかった人でも対応できるようになりました。

 

■それぞれの骨の状態に合わせた治療法、安全性について

インプラント治療をする上で大切なのは、1人1人異なる骨の状態に合わせた治療法を選択することです。
一般的に用いられる治療法としてご紹介します。

〇サイナスリフト法

人工歯根を埋め込むスペースを確保するために、歯槽骨を増やす手術です。
骨が薄くなっている箇所に、人工骨や他の位置にあった自分の歯を移植します。
移植した骨が周辺組織と無事に結合し、安定するまでの期間を置く必要がありますが、骨の厚みが足りなくてもインプラント治療が可能です。

〇ソケットリフト方

歯槽骨を増やす手術であるということに変わりはありませんが、顎の骨を少しずらすことでインプラントが入る深さを確保する手法です。
ドリルで骨を削った穴を利用するため外科処置の負担を比較的軽くできるうえ、骨の移植とインプラントの埋め込みが同時に適います。

〇GBR(骨誘導再生法)

厚みが欠けている歯槽骨に対し、組織の再生を促すことでインプラント治療に十分な環境を整える手法です。
インプラントを支柱にして、人口メンブレンとよばれる歯科専用の膜で不足部分を補い、骨の誘導再生をします。
平均4~6ヶ月程度かけて骨の再生を完了させ、インプラントが固定されてから人工の歯を装着します。

〇ベニアグラフト法

前歯にインプラント治療を施す際に多く用いられ、ブロック状に採取した自分の骨をチタン製のスクリューで固定し、骨の幅を増やす手法です。
使用する骨は下顎の前歯部分や親知らずなどの奥歯から削り取って採取するのが一般的です。

〇スプリットクレスト(歯槽堤分割法)

骨の頂点にあたる部分にくさびのような器具を挿入し、歯を分割して骨を広げることでできた隙間にインプラントを埋め込む手法です。
インプラントと骨の間にできるスペースには人工骨を入れ、骨を再生させて癒着させます。
骨の幅が足りない時に用いられることが多く、歯周病や歯の抜け・欠けがある場合でもインプラント治療ができます。

〇リッジエキスパンジョン(歯槽堤拡大法)

ボーンスプレッダーという特殊な器具を使用し、インプラントを埋め込む用の穴を段階的に押し広げていく手法です。
スプリットクレストと似ていますが、歯を割らず、開ける穴を拡大していくという特徴があります。
どちらも骨を減らさずインプラント治療ができる手法として確立しました。

 

■まとめ

骨が薄かったり固かったりするという理由でインプラント治療を諦めてしまう必要はありません。
歯科医師に相談し、現状をきちんと診察してもらった上で、自分に合う治療法を見つけていきましょう。