京都市営地下鉄烏丸線松ヶ崎駅徒歩12分、インプラント治療なら京都市左京区のいのうえまさとし歯科医院

075-723-8241
075-723-8241

京都インプラントTOP > 歯科ブログ > 歯周病の本当の怖さ

歯周病の本当の怖さ

テレビやCMで歯周病予防が大事だと聞いたことがあるかと思います。
言葉は知っていても実際に歯周病の何が怖いのか、どういった病気なのかはあまり詳しく知らないという方もいます。
今回は歯周病についての特集です。
歯の健康に興味のある方はぜひご覧ください。

 

■歯周病とは

歯周病は細菌によって引き起こされる病気です。
口の中には複数の常在菌が存在していますが、歯周病菌もそのうちの1種です。
歯周病菌は嫌気性菌ですので酸素がない場所を好んで繁殖します。
口の中では歯と歯茎の間に歯周病菌が溜まります。
正常な状態では歯周病菌が悪さをすることはありませんが、口の中が歯周病菌だらけになってしまうと、体が歯周病菌を排除しようと攻撃し始めます。
その時、免疫が過剰に反応してしまうことで歯周病菌が存在している場所まで攻撃してしまい、歯周病の症状が悪化していくのです。
歯と歯茎の間が綺麗に磨かれていないと、その場所に細菌が蓄積してしまって歯茎の周辺が腫れて赤くなったりします。
歯周病が進行してしまうと、歯と歯茎の間が深くなり歯周ポケットと呼ばれる状態になります。
これが起こると歯を支える土台となる骨が溶かされて、歯は支えられなくなり最終的には歯が抜け落ちることになります。
さらには歯周病菌が作り出す成分が血管に炎症を起こすために動脈硬化が促進され、全身に悪影響を与えてしまいます。
口の中だけではなく全身にまで影響を与えることが歯周病の怖いところです。
それでは、歯周病はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。

<原因>

遺伝的な影響の他に歯周病になりやすい生活習慣があります。

・喫煙
喫煙は各種の疾患に影響すると言われていますが、歯周病も同様です。
喫煙者は禁煙者に比べて4倍以上も歯周病になりやすいというデータもあるくらいです。
さらに喫煙によって歯周病の進行が早くなるので、歯周病が治りにくくもなります。
歯周病だけでなく多くの病気にかからないためにも禁煙がおすすめです。

・偏った食生活
外食中心の食生活を長く続けていると、身体に必要な栄養素が足りなくなってきます。
歯や骨の材料になりやすいカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類、抗酸化作用のあるビタミンC、E、βカロテンなどのビタミン類を積極的に摂取しましょう。

・各種疾患
糖尿病や高血圧などの病気がある方は、歯周病を悪化させる要因となるため、医療機関を受診して疾患のコントロールに努めましょう。
免疫力を低下させる薬や唾液が出にくくなる薬、歯茎が腫れる薬などの副作用が出やすい薬は、歯周病に悪影響となることもあるため注意が必要です。
定期的に健康診断や人間ドックを受けていない人は全身の病気が隠れている可能性もあります。
歯科医院を受診するとともに、病院で検査をおこなうようにするとさらに安心です。

 

■歯周病の治療と予防

歯科医院では歯周病検査をおこなって歯周病の状態を確かめた後に治療をおこなっていきます。

<治療>

・歯石の除去
基本的な治療はまずは歯石の除去です。
歯石とは口に残った食べかすから菌が集まってノリ状になったプラークが古くなって石化した状態です。
歯ブラシでは除去できない硬さになってしまうと、歯科医院で専門的な施術が必要になります。
これらは歯科医師や歯科衛生士が専門的な器具を使っておこないます。

・噛み合わせの調整
噛み合わせが原因で歯周病が起こっている時には、歯の一部を削って噛みあわせを調整する歯科医院もあるでしょう。

・外科手術
歯周病の症状が進行している時には歯茎を切り開いて外科的に治療をする歯科医院もあるでしょう。

<予防>

歯周病予防にはプラークコントロールが重要です。
自宅で適切な歯磨きを行いつつ、歯科医院を定期的に受診してプラークや歯石を除去しましょう。
これらを怠った場合は歯周病が進行しやすくなるので注意が必要です。

 

■まとめ

歯周病は口の中だけでなく全身にまで大きく影響を与える病気です。
毎日の生活習慣を見直して歯周病を予防することがそのほかの病気の予防にも繋がります。
かかりつけの歯科医院がなく定期健診をしていないという方は、まずは歯科医院を定期的に受診して口腔ケアをおこなうように努めましょう。
当医院でもメンテナンスや定期検査をおすすめしております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。